メランポムは、綿毛のような体と細い木の枝のような手足を持つ、非常に繊細で臆病なポケモンです。その体は乾燥した植物繊維でできており、首元には枯れ草や小枝でできた襟巻を巻いています。これは、風から体を守るためとも、不安なときに顔を埋めるためとも言われています。 尻尾の先には小さな赤い実のようなものがついており、そこから小さな炎が灯っています。この炎は、メランポムの生命力そのものと考えられており、炎が揺らぐほどメランポムは元気がない状態です。メランポムは炎タイプに非常に弱く、少しでも熱を感じると体が縮こまり、涙を流してしまいます。乾燥した体に引火しやすい性質も持ち合わせているため、炎の攻撃を受けると甚大なダメージを負ってしまいます。 主に砂漠地帯や乾燥した荒れ地に生息しており、夜間は地中に潜って休むことが多いです。昼間は、風に乗って運ばれてくる小さな昆虫や植物の種子などを食べることで栄養を摂取しています。臆病な性格のため、群れで行動することは稀で、ほとんどのメランポムは単独で行動しています。 非常に用心深く、常に周囲を警戒しており、危険を察知するとすぐに地面に伏せて動きを止め、枯れ草に紛れて身を隠そうとします。また、驚いたり悲しんだりすると、頭のてっぺんから生えている小さな葉っぱがしおれてしまいます。 涙は、乾燥した体に水分を補給する役割も持っているとされており、悲しい時だけでなく、暑さで体が乾燥した時にも涙を流すことがあります。トレーナーになつくと、尻尾の炎が明るくなり、頭の葉っぱも生き生きとした緑色になりますが、それでも炎タイプのポケモンとは距離を置こうとする傾向があります。 メランポムは、その弱々しい見た目と性格から、トレーナーに大切に育てられることが多いポケモンです。
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